ニートのツラツラ生活

ニートであるアタクシが文章をつらつら書き綴るものです

おしゃべりで人を笑わせること psrt 3

3回目となりました、この文章。

ほとんど読まれぬまま、ネットの海に浮かぶ漂流物のように、誰にも相手にされず、誰にも読まれない。

それを、3回。

なんてことでしょう。ニートじゃなかったら、マジやばかった。時間の無駄だった(ニートが時間の無駄とか言うなよぉ)。

 

ん、てなわけで、3回目は有名な理論「緊張の緩和」理論について説明していくぜ。もちろん、この考案者は桂枝雀さんだぜ。ゆっくりしていってね

 

この理論は、笑いのポイントってのを定義したものです。初め枝雀師匠は、4つ笑うポイントがあると考えた。知的には「変」、情的には「他人のちょっとした困り」、生理的には「緊張の緩和」、社会的・道徳的には「他人の忌み嫌うこと」ないし「エロがかったこと」に分けた。でも、よくよく考えたら生理的ってのが生物である人間の根源じゃんってなった。

これが「緊張の緩和」理論。

『らくごde枝雀』って本に書いてあること。読んだら誰でもわかる。

残りの3つの詳しい説明は、本当に興味がある人が買って読めば良い。

んで、緊張の緩和って何ってこと。大まかにわかりやすく言うと

 

 

緊張→ボケ            緩和→ツッコミ

 

 

になる。あれ、イメージと逆じゃねって思うじゃん。緩和は普通の状態を指すって言ったらわかりやすいでしょ。異常な状況(ボケ)を普通の状態(ツッコミ)で戻してあげる。そうすることで笑いが生まれるってこと。簡単でしょ。ここのミソは普通の状態があるから成立するってことが大切。

よくさぁ、「緊張の緩和」とか、自称お笑いの好事家とかが持ち出すけどさ、わかりやすい説明までしてないから、ちょっくらしてみました(ドヤっ)。かの桂枝雀さんに始まり、松本人志さんも大切だと言ったので、広まった理論ですが、あんまり正しく認識されていないような…。とりあえず、お笑いのブログだし適当に貼っとけばいい感あるしなぁ…。んまぁ、いいや。

 

次は話し手と聞き手に分けて、この理論を考えてみようか。前回のキャラ・人柄の話は、興味の持続が大切って説いたことの応用。んで、その興味から、自分が面白いと思うことの伝達の問題になるよね。その時に使える理論な訳さね。

 

例えば友人が

「俺って前世、お坊さんなんだよね」

って告白してきたとする。そしたら

「だからハゲてるのか」っていうリアクションになるとする。

 

前世はお坊さんというボケ(真実にしろ、虚偽にしろ)に反応(ツッコミ)をするでしょ。

 

「俺って前世がお坊さんなんだよね」→緊張

「だからハゲてるのか」→緩和

 

になる。空想を現実に引き戻す。もしくは、ストーリーの逸脱を元のストーリーに戻す。すると笑っちゃう。メタ構造のツッコミは別で説明するからすることにしますね。ただ、これはキャラと興味の持続ありきだからね。それに土台(現実)である「あるある」があるからできることです。

現実に引き戻すため、「何でやねん」とか、無視してみたり、どついてみたり、おかしなこと言ってますよと理解するための指標として笑ったりすることで、緩和される。ここはおかしい事言ってますよ、っていう軽い指摘だと考えてくれればいい。ところで、「比喩表現はどうなの?」って考えたあなた。賢いです。だがしかし、説明がアレややこしいので、またの機会にしますね。

 

「緊張の緩和」理論を使う時に重要なのは、一般的な通念としての常識と「あるある」です。これが元、つまり緩和になります。その上で、緊張を考えてくださいね。

 

2人での会話で使おうとすると、会話の流れが緩和部分に相当する。流れを堰き止めたり、逸れたりしたら緊張になる。ここで難しいのが、緊張(ボケ)が増えると、流れが止まって不快感が募る。これは避けないといけないです。わかりやすく言うと、巫山戯たこと言いまくりのやつと喋ってるとツッコミばっかりになってうんざりしちゃうみたいな。感情を込めてコンパクトにツッコミを入れていけばOKです!外すことはないでしょ、余程つまらないやつ以外は。

 

次は配信ね。これは演者が複数の人に向けて話すことです。もうこれは大変。コメントで演者に関与できるし。基本的に一人の配信では、大袈裟に媚びていく。媚びて媚びて「コイツ可愛いやっちゃな」って思われたら勝ち。後は野となれ山となれ。大袈裟に発言しとけ。コメントでツッコンでくれることを祈って。自分より下のヤツが馬鹿なことな言動をするのが笑いの基本。差別的な発言もするしかないかもね。それは、笑い自体に差別的な側面があるから仕方ないね。どちらにしろ、一人で長く配信としてしていきたい「芸」を磨いて面白い企画を考えるしかないでしょうね。

次は複数の場合。これは誰かを好きになってもらう。AKB48だったら、1人を好きになったら他の人も見る機会が増えるでしょ。そしたら、いつの間にやら他のアイドルグループよりかは行為をAKB48自体に抱くじゃん。これは楽。わかりやすいキャラを付けて、興味を持ってもらえば何とかなる。後は興味の持続のため、みんなで配信しまくる。1人よりは遥かにパターンがあり、長持ちしやすい。

 

テレビは…芸や才能を持ってる人がいるからね。これがニッチな方へ向かうと強い。ネットやラジオ番組で生き残るでしょ。素人よりは玄人の方が段違いに面白い。

 

「緊張の緩和」で大切なのは、話し手と聞き手の状況であり、そこをごちゃ混ぜにしてると、一人滑ることになりますよって話でした。

 

要するに、お笑いには批評(客観性)が付き物だし、お笑い内部に批評性(客観性)があるとか話に繋がるんだけど、面倒だか略します。

 

 

またつまらぬ駄文を書いてしまった…。

この文章書いてる間に、就職が決まりました!!…なんてこと起きないかなぁ…。