ニートのツラツラ生活

ニートであるアタクシが文章をつらつら書き綴るものです

ブログのアイデアが思いつかない

 

作者はスマホを片手に悶々としております。なんせ、ブログが全然書ける気がしないのだ。この前まで、温泉を掘り当てたが如く、アイデアが浮かび次々と書き続けることが出来たのに、今では地面を湿らす程度しか思いつかず書く気がしない。気分としては、書こうと意気込み、必勝の鉢巻を額に巻くのだが、いざブログを開き、アイデアを考え、文章を書こうとすると指が全く動かなくなってしまう。喩えると、以前までは、新しく買って貰ったゲームの攻略のため心血を注ぎ、寝る時間を削ってまでストーリを進めてたのに、今では、そのゲーム機に向かう気がしないのだ。逃げだろうと思われるかもしれない。だから、逃げたと思われるのが癪で、がむしゃらに書いているのではないか。「どうせブログごとき、休み休み書けばいいのだろう」「人気ないのだから、気兼ねなく書けよ」とかいう声が聞こえてきそうである。もし、そういったことを言う奴がいたら、爪と指の隙間に爪楊枝を突き刺し、目に一味唐辛子をふりかけ、鼻の穴から練辛子のチューブをぶち込み、肛門からスピリタスを飲ませてやりたい。それ位、気がたっているのだ。気が触れているのではない。書けないものは書けないのだ。読者に説明するのも何だが、どうしたらブログを読んでくれるかに苦心するか、どうしたらブログを面白くするかのアプローチは全然違うから、尚一層めげてしまう。例えば、夏がテーマとか、松居一代の話とか、ヒアリの事とか、キャッチーなものもかけるでしょ(調べればね)。それを怠り、サボり、適当に読ませるものを書くか。これが私の永遠のテーマなのである。これが艱難辛苦を作者に味合わせる。何故か。キャッチーなものと意外な視点は、情報そのものが真新しいから、新しい知識を得た気がし、有意義な時間を過ごしたと思うだろう。また、衒学的ブログなどでは、専門性の高い高度な知識、痒いけれど手の届かなかったとこまで届く説明で納得するだろう。他にも、写真を載せてるものなんて、千の言葉よりも一の写真の方が伝える情報量が多く、読者の共感も生まれやすい。日常系ブログは、ささやかな日常の一つを切り取る事で、読者の日常を彩る手助けをする。他方、私のグズグズ、タラタラ、何言いたいか纏まってないけれど、2500文字は書くぞと意気込んでいるだけの文章で、読者を魅了するのは、大変難しいのである。勿論、笑いの構造などを論ずる時には、ノートに論理を書いて下書きをする。が、一丁書くだけ書こうみたいな時に、引用を使わず、読者が一度見て理解できる内容、とち狂った考え、阿呆な文章が浮かばない時は致命的なのだ。他のブロガーが得意な武器を振りかざして戦っている戦国時代に、裸一貫に褌付けて、腕一本の拳のみで殴り合い、どちらが勝つと思いますか。その拳を怪我していたら、そりゃ、合戦場に行くわけないやろ、ボケがァということです。そんな事言うんだったら、お前だって武器持ってやりゃいいやんと、寝言を寝ながら寝惚けつつ言うやつがいると思うが、作者は断じてしない。正直に言うと、出来ないというのが十割で強がり零割なのだ。しないというか出来ないのだ。グーグルを用いて、他のブロガーの様な、一様なものを作る気が断じてしないのだ。そんな七面倒臭いことをするくらいなら、真夏にも拘らず、七面鳥を捕まえて毛を毟り取りコメと野菜詰めてオーブンで焼き、一人で狂ったようにクリスマスパーティーした方がましだ。テクニックとしてあった方がいいよ、ってのは分かるのよ。でも、作者は、現時点で全くそれを必要としていないし、これから先も必要ないということだ。見易さは大切である。今回限り、怒りに任せた書き下ろしで公開してやるのでいいのだ。普段ならば、下書きをして、何度も何度も文章や構成を直すが、そんな七面鳥はいいのだ。焼けばいいのだ。皆がしてる事は皆がしてくれればいい。孤独の群衆になるくらいなら、裸の王様の方がマシだということだ。今、1623文字なのだが、彼女から書くなら1000~1500文字がいいよ、などアドバイスを受けた。聞いてられるか、そんなこと。アフィリエイトとか、なんかセミナーするタイプでもない作者がどうしてそんなに気を使わなくてはならないのだ。それが悪いとは言わない。それらが面白いとは思えないのだ。勿論、劇的な変化があるかもしれない。でも、彼らが変えたんではなくて、自分自身の意識が変わったんでしょ。自己啓発本に2時間使うなら、宇宙を2時間眺めて、宇宙人との交信にトライしてる方が阿呆らしくていいじゃない。だって滅茶苦茶に広いんだぞ宇宙。地球よりでかいみたい。考えらんないだろ。作者からしたら、部屋から出ないから、宇宙が東京ドーム何個分かは分からない。それくらい広いってこと。逆に今度はニートの日常を綴ってやろうか。全く面白みのない、やる気のない、才能のない裸の大将みたいな生活の一部をブログに載せてやろうか。読んだやつが自ら眼球にハバネロソースをかけだす位、普通の生活をしているさまを。勉強をし、細かくいろんな機能とか使っちゃって。タダの素饂飩を啜るパンツ一丁の25歳のニートの姿を眼前に表してやろう。つまんねぇぞ。割に生活感ありますね、で終わるやろ。別に名文を書くでもない、明日に希望が生まれるわけでもない、賢くなった気がするでもない。ただそこにあるだけのブログでっせ。裸で拳のみ戦うことをやめたら、作者も合戦の中で戦う一人の兵卒として、次は戦うとするよ。ていうか、何だかんだでブログ、書けたわ。