ニートのツラツラ生活

ニートであるアタクシが文章をつらつら書き綴るものです

おしゃべりで人を笑わせる part 2

ということで、part 2なんです。映画で言ったら「ハリーポッターと秘密の部屋」だし「エイリアン2」だし「バックトゥーザフューチャー part 2」だし。完璧な比喩が決まったところで、前回のおさらい。

 

落語と漫才から見る、喋りの共通点の話を手を抜いてしました。簡単に言うと、まずは奇想天外な事言わずにあるあるの話しようぜ。前の文章長かったから、言いたかったのはこういうこと。

 

じゃあ、普段の会話とかで笑わすにはってこと。これに一番大切な要素は、キャラ(人柄)を分かってもらうということです。

「こいつは〇〇なやつ」というレッテルがあると笑わせられる可能性がグンと上がります。また、そのキャラが魅力的じゃないとダメ。可愛らしいでもいいし、悪そうだけど実はいいヤツとか。どこにでもいるはダメ。例えば、電車で向かいに座るサラリーマンに興味あるか?ないやろ。それよか、スーツ姿でロングヘアーの美人が良いやろ?…な。それよりもホリエモンさんの方が気になるかもしれない。どんな人かってのが分かるだけで、親しみは湧く。

 

人はわからないものに対して、恐怖を感じます。逆に分かるものには好奇心を持ちます。完全なる暗闇に放り込まれると怖いでしょ。蛇とか怖いでしょ。未知(自分の存在を脅かすもの)には恐れを抱いちゃう。まとめると、相手の頭の中に「こいつはこんな奴」ってのを植え付けてあげればいいってこと。そう、「可愛いけれど、少しアホ」とか「明るいヤツ」とか「ヤクザみたいに怖い」とか。相手の頭で理解出来る限り、恐怖はわかないからな。車での事故が怖くても、車はコントロール出来る。自分でコントロール出来るなら怖くなくなるって訳。

 

ただ、そこから先も大変。そのキャラに興味を持続してもらわないといけない。YouTuberが毎日動画あげるのは、見ててもらわなくちゃ、忘れ去られるから。興味を持続させないと笑わせるのは無理。ていうか、不利。相手の耳の穴かっぽじらせて、心の扉をオープンさせて、声を聞かせな笑ってはくれない。出来て嘲笑とか失笑。ちっくしょうにならないようにしないと。んでもって、そこまで行けば、あとは笑わせようとする人の対象と環境による。

 

 

 

 

あー、ちょっと書き疲れたので休憩。

 

 

休憩終わり。

 

 

 

 

 

相手が直接か配信かテレビか。受けて側との距離が開けば開くほど、興味の持続も難しい。共感のみじゃ、飽きられる。共感を超えた面白さがなくちゃね。同じ曲をヘビーローテーションしても、飽きるやん。ましてや、笑わせるという刺激物を扱うのであるなら、それは無理。いくらお気に入りの映画でも、ずっと見続けはできないってこと。

興味の持続も距離が近いと楽よ。親友の女の子が言う彼氏の早漏話なら30分聞けるやろ、反応出来るしツッコミ入れられるし。でも、テレビでモデルが30分も早漏の話をしても、聞いてらんない。知らんがなってなる。モデルのファンなら聞くかもしれないけどね。余程の変態ファンしか聞かないでしょ。こっちからのコメントやリアクションが出来たら興味は持続するだろうけど。

 

どういう場で伝えるかってので、形が大きく変わる。だから実生活で、松ちゃんのファンで、やたらにエピソードトークとか話したがるやついるでしょ。そんなにウケないのは、トークが悪いのではなく喋るシチュエーションだったりするのだ(私の周りの人、ほんとにごめんね)。ただのかたりたがりやな。相手の興味の持続のため、相手の発言にツッコミを入れるのが基本となる。

 

相手の言ったことへの反応こと、ツッコミ。前回とは違い、今回は詳しく書きます。

喋っている相手は、真面目に話していることが多いです。全員がザキヤマさんのようなボケ倒している人なら、リズムや間を外さなきゃ、ウケる。リズムや間は、ラジオやテレビなどのプロからの学ぶしかないが、パクちゃえばできる。問題は、真面目に話してるということ。ここで重要なのが、敵意・悪意が相手にないことを理解してもらう、もしくは、そういった発言をしても良い人というれってるを貼られていることです。じゃないと否定してるだけのつまんないヤツになる。

 

いっちばん嫌われる←これダメって言ったよね

 

二人で話す場合には、共感・あるあるを念頭に置いて、大きな話の流れに沿う。それに反応(ツッコミ)。大袈裟、勘違い、知ったかぶり、ふざける、をわかりやすくする。全ては共感の上で。共感の中で過剰演出の反応をするのだ。正確にはボケツッコミになるんでしょうが、はじめに相手ありきで話す。あくまで相手。笑わせる相手がいて、初めて出来るのだ。いくら面白くても、興味を持たれてると思うな、つけ上がるな、のぼせ上がるな。共感の話が多いほど、比喩もしやすくなる。基本は、高校までのあるある、とか家族のあるあるは外さない。例えば機動戦士ガンダム好きなら、それを高校の話にぶち込み比喩する。

「それってシャアやん」とか、「現代におけるシャアやん」とか「君の顔、シャアやん」とかね

できる限り、薄く広く知識を持ってると便利。そしたら、誤魔化しもきくから。

ツッコミが大切ってこと。連想したものをぶちこめっ。

 

次は配信。少人数の反応しかないなら、捌けるし共感の幅も限定しやすい。「機動戦士ガンダム好きが〇〇してみた」とかね。興味がある人なら来てくれるし、狙ってるものがわかりやすいから。良い枠にすることもしやすい。コメントも拾えるから、つまんないコメントもこっちでフォローできる。

大人数の人が来るやつ、これがやばい。つまんなくなりやすくなるのよ。だって、週一のラジオならよ、なんとか作り話でもできるやろし、リスナーへのリアクションとかだけでいいよ。配信時間が長くなれば長くなるほど、面白いリスナーとつまんないリスナーが混在してしまう。センスのあるコメントを殺しかねないし。もしこれが芸人なら、面白いことを言って、反応をコメントで待つ形式でいい。だが、一般的な配信者は面白いことにも限りがある。初めは物珍しいトークもパターン化します。それではウケない。しかも、リスナーはコメントしてきます。良いも悪いもこの人たちがいることです。足を引っ張られるのです。残念ながら、全員に永久に受けるギャグってのは、まだ見つかって無いので、飽きられます。変わったことをしたらウケる動物園状態になります。最終的には芸がないと辛いやろね。芸ってのは、歌・絵描き・落語でも何でも、他人より秀でており、しかも、素人でも上手いとわかり得るものね。

 

まぁ、基本的に共感の話になっちゃいました。根本はそこですからね。長々書いて、あんまり意味なくてごめんよ。実はかなり長い時間掛かって書いてるの。あ、もうこんな時間。銀行閉まるやないか。出来れば、書く前の時間にバックトゥーザフューチャー出来ないかなぁ…。